ミールワームってどんな虫?どんな味がするの?

海外で食べられる昆虫食として有名なミールワーム。

昆虫食を取り扱った番組などで登場することも多く、聞いたことがある人も多いのでは?

スーパーワームと言われたりもするのですが、そもそもどんな虫なのかイメージしづらいです。

この記事では、ミールワーム正体や食材としての味、入手方法などについて書いていきます。

そもそも「ワーム」ってなに?

ワームってそもそも何なんでしょうか?

釣りをしている方はルアーとしてなじみがあるかもしれません。ワームというのは、みみずのような細長い虫の英語名です。

ミールというのは、食事という意味の英語。もともと動物の飼料として使われていたのですが、昆虫食としても活用されるようになってきました。動物の食事用の細長い虫だから「ミールワーム」と呼ばれていたんですね。

セミたまメンバーでミールワームを食べた時の様子

ミールワームは何の虫?

ミールワームといわれているものの正体は、ゴミムシダマシ科の幼虫ということです。つまり、特定の虫の幼虫ではないんですね。

カブトムシの幼虫よりもずっと細長くて食べやすいものだとイメージしていただければと思います。

カイコと同じように室内で繁殖させる技術が発達しているので、養殖には非常に適していると言えます。産業としての昆虫食にも向いているということですね。

なんと、ミールワームは発泡スチロールを食べるため、自然界では分解されにくい発泡スチロールがミールワームによって、自然に返るといったことも実現できるかもしれません。

ミールワームの栄養は?

ミールワームは昆虫ということもあって、タンパク質が豊富です。

ただ、一方で脂肪が多く、カロリーが高めなので、たくさん食べるのはあまり適していないかもしれません。

もう一歩踏み込むと、カルシウムに対して、リンが多いため、カルシウムが摂取されにくいという点があるようです。

ミールワームの気になる味は?

実際にミールワームをセミたまメンバーで食べてみました。

食べたミールワームはこちら

土屋
茶色いからあまり抵抗感がないですね。
伊藤
茶色いと抵抗ないんですかね?
土屋
白くてうねうねしていたら抵抗感があるかなと。
本田
これはすごい見た目ですね。食べてみると・・・ポリポリ音がしますね。
土屋
ぷちっという食感がありますね。頭の方がちょっと硬いですね。
大澤
あまり苦味はないですね。
本田
後から香ばしい感じがします。
土屋
普通にスナックとして、おつまみとして美味しい。
本田
意外とあっさりしている。脂肪が多いということなので、もっとコテコテなイメージでした。
鬼柳
ちょっと脂肪っぽさを感じる気がします。カイコの臭みをなくした感じですかね。
土屋
柿の種のように食べられそうですね。
鬼柳
確かに手がのびちゃいますね。
土屋
食べやすいですね。多くの昆虫食は何に似ているという表現をしますが、ミールワームは味が確立している気がします。
本田
甲殻類のような味がないので、他の昆虫とは別ですね。
本田
濃いフレーバーがついているとお酒と合うと思います。
大澤
これは塩もついていないですね。
鬼柳
ポテトチップスの味がない。素のポテトチップスのような、ほのかな甘味を感じます。
土屋
わかります。
鬼柳
ジャイアントミールワームの方が大きくておいしそうですね。食べてみたいです。
土屋
これがおいしいので、ジャイアントミールもおいしいかと思います。
幼虫のことをミールワームというんですか?
大澤
こういった形がミールワームというのだと思います。

ミールワームはどこで入手できるの?値段は?

値段としても意外とお手頃で手に入ったりもします。

冷凍のものだと500円以下で入手できます。

昆虫食は高い?安く食べられる昆虫食ランキング

チョコレートでコーディングされているものを売っていたりもするので、そちらの方が見た目的にも味としても食べやすいかもしれません。

クラッカーに乗せるなど、ちょっとしたアクセントとして使えたりもします。

食べてみた感想はこちらをご覧ください。

昆虫食自動販売機2か所の中身を食べてみた!

私たちセミたまでは、昆虫食に関する情報発信やイベント実施を通して地域の活性化を目指しています。

こういった情報にご関心のある方、一緒に取り組んでみたいなという方はぜひお友だち登録をお願いします。

友だち追加