日本でもアリを食べるということを聞くことがあります。
酸っぱいとか、甘みがあるということをよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
デンマークにあった世界一のレストランであるノーマの人たちが日本に食材を探しに来た時に、日本の長野県のアリを食べていて、実際に東京で料理として出していたこともあります。(参考:映画『ノーマ、世界を変える料理』)
今回は日本のアリではありませんが、実際に販売しているツムギアリを食べてみました。
ツムギアリとは
中国南部や南アジア、オーストラリアに生息するアリです。
日本のアリとは違い、薄茶色をしているのが特徴です。
大きさは7〜12ミリなので、日本のアリとほとんど変わらないかと思います。
また、かなり攻撃的で、トカゲなども集団で捕まえて食べるといった性質を持っています。
実際に食べてみる
どこを食べても足に当たる感じですね。フライの感じなのか、脂身を感じて食べやすいと思いました。炭水化物系のパスタと合わせたらおいしいかと思いました。
甘みを感じます。栗っぽいですね。なんの味か言えそうでいえない(笑 香ばしさもあって、おいしいです。
酸味があって、チーズケーキっぽいです。そこまで甘くないが、さわやかなツンとした感じがありますね。ブルーベリーソースがかかっているようなチーズケーキを想像しました。
ツムギアリは缶詰で食べ慣れていますが、それとは違う感じで、酸味と甘味がありますね。
甘みを感じる。油の成分がないので、くるみに近いかと一瞬思った。そばに練り込んだらおいしいかと思いました。
甘酸っぱい感じ。口に入れたが、なんの匂いかが思い出せない。舌で押す感じで食べると酸味がじわっと出て面白いと思った。
アリは甘みを感じました。ご飯にふりかけとして食べるとおいしいし、食べやすいのではないかと思いました。
ポピュラーですが、ドライにしたのを食べたのは初めてです。普通は缶詰で、幼虫、さなぎ、卵があるのですが、やわらかくて、食べやすいです。ドライのものはふりかけ状に加工すると良いかと思いました。アリテインのような感じでタンパク質が摂れるといったことをPRして。応用範囲は広いと思いました。
アリは蟻酸があるので、酸っぱいという話をよく言われますが、実際は酸っぱさを感じる人もいれば、甘みを感じる人もいるようです。
乾燥した形もあれば、缶詰の生の状態で食べられるものもあるので、調理の仕方によっても変わってくるのかもしれません。
ブルーベリーソースのかかったチーズケーキのような味という感想も登場して、食べてみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
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