ドライブやお出かけの時に利用する道の駅。
そんな道の駅でも買える昆虫食について調べてみました。
もくじ
道の駅で販売している主な昆虫食
長野県の道の駅で販売されている昆虫食はどういったものが多いのか、まとめてみました。
1位 28
か所 イナゴ
最も多いのはイナゴでした。
身近に食べたことがある人が最も多いのもイナゴなので、親しみもあるのかもしれませんね。
2位 27か所 蜂の子
次に多いのは蜂の子でした。
何の蜂かまではわかりませんが、基本的にはヘボとかジバチと呼ばれているクロスズメバチだと思われます。
3位 7か所 カイコ
3番目に多いのはカイコでした。
信州4大珍味の1つと位置付けられていることもあり、やはりというところでしょうか。
その他
その他にも以下のようなものがありました。
- スズメバチ(成虫) 2か所
- ザザムシ 2か所
- 蜂の巣 1か所
- ミツバチ入りせんべい 1か所
信州4大珍味と言われるザザムシが2か所というのは収穫量が少ないこともあるのでしょうか。
福島県
道の駅ふくしま東和
所在地:福島県二本松市太田下田2−3
- いなごジェラート
長野県
長野県建設部道路管理課調査(2018年5月時点)を参照
佐久地区
ほっとぱーく・浅科(佐久市)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ(佃煮)
女神の里たてしな(立科町)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ トレイパック
上田地区
雷電くるみの里(東御市)
イナゴ(佃煮)トレイパック
イナゴ(甘露煮)パック詰め
みまき(東御市)
- イナゴ(甘露煮)パック詰め
あおき(青木村)
- スズメバチ 成虫入り瓶詰
マルメロの駅ながと(長和町)
- 蜂の子(甘露煮)瓶詰
- イナゴ(甘露煮)パック詰め
諏訪地区
信州蔦木宿(富士見町)
- 蜂の子(甘露煮)缶詰
- イナゴ(甘露煮)パック詰め
伊那地区
南アルプスむら長谷(伊那市)
- 蜂の子(甘露煮・田舎炊)瓶詰
- イナゴ(甘露煮・田舎炊)瓶詰・パック詰め
- カイコ(田舎炊)瓶詰・パック詰め
- ザザムシ(田舎炊)瓶詰
花の里いいじま(飯島町)
- 蜂の子(甘露煮)瓶詰
- イナゴ(甘露煮・佃煮)瓶詰・パック詰め
- カイコ(甘露煮)瓶詰
- ザザムシ(甘露煮)瓶詰
- 蜂の巣 パック詰め
田切の里(飯島町)
- カイコ 瓶詰
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ 瓶詰・パック詰め
- スズメバチ 成虫入り焼酎瓶詰
飯田地区
遠山郷(飯田市)
- 蜂の子(佃煮)瓶詰
- イナゴ(佃煮)瓶詰・パック詰め
- カイコ(佃煮)瓶詰
- ミツバチ入りせんべい 袋詰め
南信州とよおかマルシェ(豊岡村)
- カイコ 瓶詰
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ 瓶詰
信州新野千石平(阿南町)
- 蜂の子 瓶詰
- カイコ パック詰め
- イナゴ(佃煮)
信濃路下条村(下条村)
- 蜂の子 パック詰め
- イナゴ パック詰め
木曽地区
日義木曽駒高原(木曽町)
- 蜂の子 瓶詰
木曽福島(木曽町)
- 蜂の子 瓶詰
- カイコ(甘露煮)
大桑(大桑村)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ(甘露煮)
松本地区
さかきた(坂北村)
- イナゴ トレイパック
今井恵みの里(松本市)
- イナゴ トレイパック
- 蜂の子 トレイパック
木曽ならかわ(塩尻市)
- イナゴ トレイパック
- 蜂の子 瓶詰
小坂田公園(塩尻市)
- イナゴ 瓶詰
- 蜂の子 瓶詰
風穴の里(松本市)
- イナゴ 瓶詰
- 蜂の子 瓶詰
安曇野地区
アルプス安曇野ほりがねの里(安曇野氏)
- イナゴ トレイパック
大町地区
池田(池田町)
- イナゴ(佃煮)
安曇野松川(松川村)
- 蜂の子(塩味・醤油味)瓶詰
- イナゴ(甘露煮)パック詰め
白馬(白馬村)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ(甘露煮)瓶詰
小谷(小谷村)
- 蜂の子(加工品)瓶詰
須坂地区
オアシスおぶせ(小布施町)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ パック詰め
長野地区
信州新町(長野市)
- イナゴ 瓶詰・パック詰め
- 蜂の子 瓶詰
長野市大岡特産センター(長野市)
- イナゴ パック詰め
- 蜂の子 瓶詰
しなの(信濃町)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ パック詰め
北信地区
信州さかえ(栄村)
- 蜂の子(塩味・甘露煮) 瓶詰
- イナゴ(甘露煮・佃煮) トレイパック プラ容器
ふるさと豊田(中野市)
- イナゴ プラスチック箱詰め
北信州やまのうち(山ノ内町)
- 蜂の子 瓶詰
- イナゴ 瓶詰
花の駅千曲川(飯山市)
- イナゴ(佃煮)
埼玉県
東京農業大学発のベンチャー企業うつせみテクノさんの出品でTAKEOさんの
- 昆虫ふりかけ
- 京都コオロギ
- タガメサイダー
- 昆虫姿スナック
などが販売されています。
長崎県
道の駅 昆虫の里たびら(平戸市)
はまる食品さんの昆虫食自動販売機が設置されています。
道の駅はまだまだ未開拓
このように見てみると、道の駅で販売されている昆虫食は、イナゴ、蜂の子といった伝統的な昆虫食ばかりです。
味付けも佃煮など醤油味がほとんどで、販売メーカーも限られているので、同じような商品が並んでいることが容易に想像できます。
道の駅の運営者が昆虫食への抵抗感があるというが大きいのでしょう。
また、道の駅は地域の特産品を販売する場所となるため、会社がその地域にあるなど、販売する理由が必要になるのが課題なのかもしれません。
しかし、販売する会社は別の地域でも産地として記載するなどでその条件はクリアできると思います。
道の駅はまだまだ販路先として開拓余地がありますね。
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