スズメバチの巣をとって、蜂の子を食べる蜂会を開催

山梨県都留市のお宅から、屋根裏にスズメバチの巣ができて困っているというお話をいただきました。

スズメバチ芸人の丸沢丸さんに相談すると、とっていただけるというお話が。

せっかくなので、巣の中の蜂の子も食べてみようということで、蜂会を実施することになりました。

スズメバチの巣を確認

この日は高速道路が渋滞したこともあって、8時到着の予定が、2時間遅れの10時に到着。

家の屋根裏にある通気口から屋根裏部屋に入っているということで、小雨が降る中でしたが、外から確認します。

そして、家の中は天井を外してそこから確認です。

ここから入っていくことになります。

屋根裏にある梁が邪魔をして、防護服が入るのかという不安もありましたが、大丈夫だったようです。

防護服を着て準備

巣の状況を入れることがわかったため、防護服を準備します。

一度着て、中に入ると駆除が終わるまで出てこられないため、事前の準備が大切です。

また、今回は蜂の子を食べるため、殺虫剤を使わずに捕ることに挑戦します。

準備をする中で、緊張感も高まってきます。

屋根裏からスズメバチが下りてきた場合のことも考えて、殺虫剤も用意しています。

懐中電灯を複数、スズメバチの巣を入れる用のネットや万が一刺された場合のことも考えて、ポイズンリムーバーなども準備しています。

屋根裏での戦いの後、無事巣を回収することができました。

まだ外にはスズメバチが飛んでいるので注意が必要です。

数日間は帰ってくるスズメバチがいるということで、気を付ける必要があるということでした。

蜂の子を調理する

蜂の子を食べてみようということで、調理をするために移動します。

場所は、コワーキングコミュニティ teraco.

巣の穴から1匹1匹ピンセットで取り出していきます。

また、幼虫はフンを出す必要があるので、フン抜きもしました。

蜂の巣の中にはかなりの数が入っているので、時間がかかります。

取っている間に色が変色してしまうことがあるので、水の中に入れると良いです。

リンゴを塩水にいれるような感じですね。

そして、集めた幼虫、サナギといった蜂の子は、今回はしゃぶしゃぶにして食べます。

沸騰したお湯で30秒ほど茹でて、ポン酢につけて食べるという形です。

みなさん、食べてみての感想はおいしい!ということでした。

見た目に少し抵抗はあるものの、白子の味という声があがりました。

1匹ずつ食べていましたが、たくさんとって、ご飯にかけて食べたいという話もありました。

蜂の子とは?どんな味?

丸沢丸さん以外、全員がはじめて蜂の子を食べるという会でしたが、みなさんおいしいという評価でした。

見た目の問題はハードルが高いため、そこをどうクリアするかが課題になりそうです。

蜂の子の食べ方としては、バター炒めや卵焼きにしてもおいしいとのこと。

卵焼きは市販されている蜂の子の佃煮でもおいしいです。