福岡に昆虫食の実店舗をお持ちのbugoomさん。
日本サプリメントフーズ株式会社という会社のブランドです。
2021年には昆虫食カップ麺、業界初のコオロギうどんを発売されました。
そんなbugoomさんを一手に取り仕切る関幸祐(せき こうすけ)さんにお話をお伺いしました。
昆虫食ブランド「bugoom」とは?
最初はネット販売でしたが、2020年5月18日には実店舗がオープンし、翌年3月には2店舗目をオープンいたしました。
お客さんの反応は?
2021年に入ってからはyoutuberの方に取り上げてもらえて、10代ぐらいのお客さんが増えました。小中学生の家族で、お子さんが興味を持って来るという人もいれば、30代ぐらいの親御さんが興味を持って、「将来食べるかもしれないよ」と言いながら子どもを連れてくるということもありますね。
興味があるので食べてみたいという方はコオロギや幼虫系を購入されますね。
来店される方の7割ぐらいはこういったコミュニケーションをしながら購入されますね。
業界初、コオロギうどんの裏側
ただ日本で製造する場合は、昆虫がアレルギー品目で認められていないという問題や工場で異物混入として捉えられてしまうという問題から、なかなか作ってくれるところが見つかりませんでした。
そんな中、コオロギうどんを作っていただいている製麺所さんはすぐにご了解いただけて、試作などもすぐにしていただくことができました。
他の商品については清潔感や手に取りやすいように工夫しています。たとえば、パッケージを白にすることで、手に取る抵抗感が減るのではないかと思っているところです。
bugoom全般を手掛ける、関さん
今ではだいぶ慣れて、夏はセミを捕って食べました。サクラケムシやカミキリムシを食べてみたいと思っているのですが、なかなか手に入らないんですよね。もしたくさんあるよという方がいらっしゃれば、ぜひ分けて頂きたいです(笑
これからのこと
また、商品ラインナップについても今はドライスナックの商品がほとんどですが、飼料にこだわっておいしさの質を上げたり、味付けや調理方法を変えたものなどのバリエーションも増やしていければと思っています。
感想
しかし..!今回bugoomさんのお話を聞いて、bugoomさんはじめ、それぞれの会社が「美味しい昆虫食」に向けて日々研究を重ね、オリジナル商品を生み出していると分かりました。また、昆虫食をより多くの人に手にとってもらうために、前例がなく正解の分からない昆虫食普及に試行錯誤しながら邁進していることを知って、その開拓精神にヒシヒシ感銘を受けました。 今度、福岡へ足を運ばれた際は、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?