2020年6月30日【オンラインイベント】今年の夏はセミ食にチャレンジ!~美味しい食べ方、教えます~が実施されました。
セミたまからも登壇させていただきました。
いろいろ衝撃的なことが多かったです。
参加者アンケートの結果
まず、参加者の方々にアンケートが取られたのですが、回答をみてください。
なんと、約半数がセミを食べたことがあります。
かなりコアなメンバーですね。
この統計を見た人は、日本を疑うのではないでしょうか。
中でも面白いのが、幼虫を捕ったことがある人よりも、幼虫を食べたことがある人の方が多いことです。(笑
次世代昆虫食タレントの荒川真衣さんは、公園でセミを捕ったことがあるそうです。
幼虫の様子が神秘的だったという話でした。
昆虫料理研究家の内山昭一さんは、どこにいるセミがおいしいかという話に対して、
セミの食べ方
セミの料理もいろいろご紹介いただきました。
昆虫エネルギー研究所の佐藤裕一さんからは、
いろいろ食感も考慮した調理の工夫があるんですね。
クマゼミは苦みがある。
ニイニイゼミは評判が良い。香りが食材らしい。
ミンミンゼミはあっさりしている。個性がない。
アブラゼミは味が濃い。うまみが濃い。
一番人気はニイニイゼミでした。
驚いたのが、みなさんたべるだけでなく、見た目にもかなりこだわっているということ。
見ても楽しめるのが昆虫食だと気づかされました。
セミの捕り方
まいころさんもセミを捕るときは、やはり定番の洗濯ネットを利用。
簡単に手に入って便利とのことでした。
あと暗い中捕るので、懐中電灯も必須です。
セミの保存方法
セミ塩ちょっと食べてみたいですね。
セミを食べるときにこんなことを意識したい
今回いろいろなお話を伺うことができましたが、今後こんな3つのことを意識していきたいと思いました。
1つは、調理だけでなく、見た目も楽しめる料理を作ること。
内山さんも佐藤さんもとても美しい料理を作られていました。
もう1つは、捕った後にすぐ食べずに保存しておしく食べる方法を考えること。
セミを乾燥させて、セミ塩にするというのもやってみたいと思いました。
3つめは、生態系への影響です。
食という点では、農業や畜産業で顕著なように養殖というのが一般的です。
もちろん、天然物だからこそのおいしさというのもあるとは思うのですが、捕りすぎると生態系への影響も気になります。
この点では、すでにコラムでも書いていますが、捕りすぎることによる影響も配慮した形で楽しめると良いと思います。
これまでのセミに関するとらえ方が変わりませんでしたか?
セミを捕って食べる「セミ会」のイベント情報はこちらをご覧ください。
実は、セミ以外にもおいしい昆虫はいます。
昆虫食は奥が深いです。
最近、報道で公園でセミを捕らないでという看板の真相について迫ってみました。
今回のオンラインイベントの様子は、こちらでご覧いただけます。