日本国内で身近にいておいしく食べられる昆虫3選

昆虫食という言葉が身近になりつつある中で、まだまだ身近にいる虫を捕って食べてみようという人は少ないと思います。

でも、実は身近にいる虫も食べられるんです。

今回は、自分でも捕まえられて、かつおいしく食べられる虫についてご紹介します。

セミ

トップはやはりセミ会も実施しているセミですね。

成虫も幼虫もおいしく食べられます。

調理の方法

  1. 成虫も幼虫も沸騰したお湯で2~3分ゆでて殺菌消毒します。
  2. ゆで終わったら、水を切ります。
  3. 油で揚げたり、天ぷらにしたり、唐揚げにしたりという揚げ物系がおすすめです。

※生きたままお湯に入れるので、動きます。そのため、洗濯ネットに入れておいて、洗濯ネットのままゆでるのがおすすめです。

セミの幼虫は燻製もおいしいです。

セミの燻製の作り方

コオロギ

コオロギは養殖も進んでいるので、昆虫食で最も活用されている昆虫です。

調理方法

  1. 成虫も幼虫も沸騰したお湯で2~3分ゆでて殺菌消毒します。
  2. ゆで終わったら、水を切ります。
  3. 唐揚げにするのがおいしいです。

粉末のパウダーも販売しているので、自分で捕るのはちょっとという人はパウダーからはじめるのも良いかもしれません。

パウダーの場合は、うどんに入れたり、パンに入れたりというのもできますね。

コオロギブラック餃子の作り方。水餃子がぴったり!?

バッタ、イナゴ

佃煮として有名なイナゴですが、バッタも食べられるんです。

緑のバッタはゆでると赤くなるんですよね。

調理方法

  1. 成虫も幼虫も沸騰したお湯で2~3分ゆでて殺菌消毒します。
  2. ゆで終わったら、水を切ります。
  3. オリーブオイルで炒めて食べるのがおいしいです。

2019年のセミ会ではオリーブオイルで炒めたバッタが出ました。

バッタとイナゴはどこが違う?なぜイナゴばかり食べられる?

番外編 カミキリ虫の幼虫

身近でなかなか捕れないと思うのですが、昆虫食界でダントツの人気をほこるのがカミキリムシの幼虫です。

マグロのトロの味と表現されることが多く、焼いたり、炒めたりして食べるとおいしいです。

調理方法

  1. 成虫も幼虫も沸騰したお湯で2~3分ゆでて殺菌消毒します。
  2. ゆで終わったら、水を切ります。
  3. 醤油とバターで炒めて食べるとおいしいです。