水族館職員が昆虫食について研究してみた…美味しくてすごい生き物展レポート

池袋のサンシャイン水族館の特別展として、美味しくてすごい生き物展が実施されています。

ここでは、海の生き物だけでなく、昆虫食についても取り上げられているということで、訪問してきました。

水族館の職員のみなさんは、普段昆虫に触れている生活でもないでしょうし、また必ずしも昆虫好きではない方々だと思うのですが、そういった観点から面白く拝見させていただきました。

もちろん、水族館ということもあって、魚についても非常に興味深い内容がありました。

たとえば、お寿司屋さんで食べるサーモンは、ほとんどサケではないそうです。

養殖されたニジマスがほとんどと聞いて、ちょっと衝撃でした。

水族館職員のみなさんは、かなりの昆虫食に挑戦したようです

昆虫食については、何が取り上げられていたかというと

  • オオグソクムシ
  • チャグロサソリ
  • カイコ
  • ヨーロッパイエコオロギ
  • タイゼブラレッグタランチュラ

がありました。

それ以外にも、職員のみなさんはいろいろな昆虫を食べられたようで、

  • ザザムシ(ヘビトンボの幼虫)
  • 蜂の子(キイロスズメバチ)
  • セミの幼虫(アブラゼミ)
  • トンボ(ウズバキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ)

も食レポというか、レビューが述べられていました。

タランチュラやオオグソクムシは本物も展示されていて、食べたことはあっても、生きているものを見たのは初めてでした(笑

タランチュラは、もともと貴重なタンパク源として食べられていたものの、美味しさゆえ、継続的に食べられるようになっているといったコメントが、客観的な味に対するコメントだなと感じました。

印象的だったのが、ザザムシに対して、「肉食性のため食べごたえがありとても美味。絶品。」というコメントでした。

肉食性だから食べごたえがあるというのは新鮮でした。

魚も肉食と草食で食べごたえが違うのでしょうか。

そもそも、魚に草食の魚というのがいるのか知らなかったのですが、いるそうです。

ちなみに、アユ(鮎)は草食魚だそうです。

入場券は昆虫食付き

入場券は、もちろん昆虫食付き(1,100円)を選びました。

MNHさんアーモンドコオロギをいただくことができました。

日本一流通している昆虫食を作ってます。株式会社MNH

こちら、一時期品切れになるほどの人気だったようです。

コオロギにアーモンド、佐藤、しょうゆ、白ごまが加えられていて、おいしくいただけました。

これではじめてコオロギを食べたという人も増えたのではないでしょうか。

昆虫食自動販売機もキャッシュレスへ!

実は、今回最も驚いたのが入口前に設置されている昆虫食自動販売機でした。

なんと、キャッシュレス対応していたんです!

これまで昆虫食自動販売機は現金のみのものばかりでしたが、とうとうキャッシュレスのものが登場しました。

クレジットカードもスイカもパスモも使えてしまいます。

すごいですね。

結構注目されていて、後ろに並んでいる方がいたので、しっかりと見ることはできませんでしたが、液晶パネルも設置されていたようですね。

美味しくてすごい昆虫食展概要

開催期間

2022年3月18日(金)〜 7月10日(日)

営業時間

平日 10:00~19:00
土日祝、4月29日〜5月8日 10:00~20:00

※最終入場は終了30分前。営業時間が変更になる場合もあり。

会場

サンシャイン水族館 特別展会場(混雑時は入場制限をする場合あり。)

入場料

  • 「美味しくてすごい生き物展」のみの入場 900円
  • 水族館本館ほか対象施設・イベントをご利用の方、年間パスポートをお持ちの方 400円

※各施設の半券または年間パスポートを提示。

対象施設・イベント:コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine City/SKY CIRCUS サンシャイン60展望台/NAMJATOWN/古代オリエント博物館 ほか

※お試し昆虫食付きのものはプラス200円