昆虫食関係企業のカオスマップの2024年バージョンを作成しました。
上場している企業もいくつか参入しており、昆虫食参入の幅が広くなっていることがわかります。
一方で、2021年に急激に増えたときから比べると、その波は緩やかになったのではないでしょうか。
新たに追加した企業は14です。
養殖
バッタ
養殖から製造、販売まで幅広く手掛けています。畑で育てた牧草でトノサマバッタを養殖しようという取り組みである自社の昆虫農業「むし畑」も運営しています。
コオロギ
【new】クリケットファーム
母体はIT企業ですが、そこでこれまで培ってきた先進技術を使い、IOTを活用したクラウド管理型のスマート養殖システムを構築し、確実に、丁寧に、コオロギを育て上げることのできる養殖スタイルを確立しています。
【new】オールコセイ
自社で食用コオロギを養殖し、そのコオロギを使った美味しい食べ物を作っている会社です。
コオロギを使った養殖システムの設計開発、エコシステムの提案、商品の研究開発などを行っています。
食品ロスの解消、コオロギ養殖を通じてのサーキュラーエコノミーの実現を目標としているベンチャー企業です。コオロギの飼料となる食品ロスを安定確保するネットワークを構築し、さらに養殖・加工工場の拡張、販路開拓など、大手企業との連携も進めています。
Chu’sは人と虫の新たなつながりによって未来体験を創造するSDGs活動ブランドです。コオロギパウダーを作る過程で生まれるクリケットオイルを用いた世界初のヘアオイルを製造しています。
食用・飼料用コオロギの生産・加工・販売しています。
「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞。コオロギパウダーを使用したクッキーやカレー、パンなどを製造、販売しています。
TAKEOさんと共にハイジェント株式会社さんで養殖したコオロギを「山梨コオロギ ガーリックマッシュルーム味」として販売しています。
Made in OSAKAのローストコオロギを販売しています。
東南アジアに広く生息する品種のコオロギを使用し、老舗醤油醸造所マルマタしょう油合資会社とコオロギ味噌・醤油を開発しています。爬虫類用の人工飼料を販売しています。
ペット飼料用のフタホシコオロギやイエコオロギを養殖しています。
食用コオロギの養殖をしています。
TAKEOさんと共に「昆虫煮干し 埼玉嵐山こおろぎ・麻辣味」を販売しています。
うつせみテクノさんや太陽グリーンエナジーさんと共に、食用ブランドコオロギを開発しています。
蚕
素材としての蚕の生産、昆虫工場の運営をしています。
次世代の代替タンパク質としてシルクフードを養蚕から製造、販売までしています。
イエバエ
「イエバエ幼虫飼育方法及びその飼育設備」の特許権を取得し、イエバエの技術開発の促進を行っています。
イエバエを養殖し、TAKEOさんと共に「ちりめんマゴット」を販売しています。
カブトムシ
【new】TOMUSHI
世界で初めてカブトムシの量産化に成功し、特殊なカブトムシの種を保有する企業です。
製造・加工
一部店舗を除く全国の無印良品で、税込190円でコオロギチョコとコオロギせんべいを販売しています。
日本初の昆虫食食材専門店としてサイト作成、また日本各地で昆虫食自動販売機の運営もしています。コオロギ、蚕、サゴワーム、タケムシ、バッタ、オケラ、タガメなど幅広く商品が展開されていました。
数多くの昆虫食を販売しており、公式ホームページではAIによるおすすめの昆虫食診断も行えます。食べやすい3種の直翅目(バッタ、ケラ、フタホシコオロギ)に加えて、煎り大豆のような食感が楽しめるシルクワームサナギ(蚕蛹)と、濃厚コク旨昆虫のサゴワームが入ったミックスパックが一番人気でした。
昆虫食販売だけでなく、食育事業として展示会なども行っています。夏季ではコオロギパウダーを使用して応募する、コオロギレシピグランプリも主催しています。
人間用昆虫食原料の販売(卸・大卸)、人間用昆虫食の開発・販売(卸・大卸・イベント等での小売販売)をしています。
東京農業大学の学生ベンチャー企業で、ご当地昆虫食などを販売しています。
秋葉原、高田馬場で昆虫食自動販売機を運営しています。
ジビエ料理と共に昆虫食を提供する居酒屋です。
手作りの昆虫スイーツを販売しています。
コオロギ、カイコパウダーを使用した手作りの焼菓子や、国内外の昆虫食、蟲にまつわるアイテムを販売しています。
昆虫食とハーブティのコラボレーション商品を販売しています。
「未来コオロギスナック」を始め、多くの昆虫食商品を販売しています。
取り扱い昆虫種40種以上の昆虫食、食用昆虫原料販売店で、企業向けに無料で昆虫食の共同研究も募集しています。
いなごや蜂の子の田舎炊を販売しています。
蚕のフンである蚕沙を使用した焼菓子を販売しています。
イナゴやハチノコ、ザザムシの甘露煮などを販売しています。
昆虫(コオロギ)を活用した新規機能性食品の開発をしています。
昆虫発酵調味料「イナゴソース」を販売しています。
ミシュラン2つ星などで経験を積んだ1流シェフたちによる昆虫食レストランです。
コオロギパウダーを使用したクリケットプロテインを販売しています。
昆虫食販売、MNHオウンドメディアで情報を発信しています。
FUTURENAUTさんと共にコオロギ商品を販売しています。
クリケットプロテインなどを販売しています。
「いもむしゴロゴロカレー」がクラウドファンディングに成功しました。
札幌初の昆虫食のデリバリー専門店です。
養殖から製造、販売まで幅広く手掛けています。畑で育てた牧草でトノサマバッタを養殖しようという取り組みである自社の昆虫農業「むし畑」も運営しています。
コオロギを使った養殖システムの設計開発、エコシステムの提案、商品の研究開発などを行っています。
食品ロスの解消、コオロギ養殖を通じてのサーキュラーエコノミーの実現を目標としているベンチャー企業です。
Chu’sは人と虫の新たなつながりによって未来体験を創造するSDGs活動ブランドです。コオロギパウダーを作る過程で生まれるクリケットオイルを用いた世界初のヘアオイルを製造しています。
食用・飼料用コオロギの生産・加工・販売しています。
「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞。コオロギパウダーを使用したクッキーやカレー、パンなどを製造、販売しています。
TAKEOさんと共にハイジェント株式会社さんで養殖したコオロギを「山梨コオロギ ガーリックマッシュルーム味」として販売しています。
Made in OSAKAのローストコオロギを販売しています。
東南アジアに広く生息する品種のコオロギを使用し、老舗醤油醸造所マルマタしょう油合資会社とコオロギ味噌・醤油を開発しています。爬虫類用の人工飼料を販売しています。
ペット飼料用のフタホシコオロギやイエコオロギを養殖しています。
食用コオロギの養殖をしています。
次世代の代替タンパク質としてシルクフードを養蚕から製造、販売までしています。
販売
【new】 ZIPAIR
日本航空傘下の格安航空会社であるZIPAIRTokyoはグラリス協力のもと、食用コオロギの粉末を利用した機内食の販売を開始しました。
【new】信濃毎日新聞社
「昆虫みらいプロジェクト」第1弾商品として、アマゾンカカオとイナゴを使ったタブレットチョコレート「AMAZON CACAO×INSECT タブレットチョコレート 蝗<イナゴ>」を、数量限定で発売しました。
【new】オールコセイ
自社で食用コオロギを養殖し、そのコオロギを使った美味しい食べ物を作っている会社です。
【new】デリセクト
食用国産コオロギを利用した食品を開発、販売しています。
【new】フードリソース
一般の人が自宅で飼育したコオロギを買い取り、飼料メーカーに供給する方式を確立し、在宅ワークによってコオロギ飼育を普及させ、飼育従事者がインセクトブリーダー(昆虫繁殖家)として収益を上げられる仕組みを作りました。
オンラインストアで昆虫食を販売しています。
国内で5箇所の昆虫食自動販売機を運営しています。
渋谷で昆虫食自動販売機や、WEBメディアの運営、セミ会などのイベントのプロデュースもしています。
昆Tuberとして昆虫食について発信し、コオロギコーヒーやコオロギ餃子なども販売しています。
四国大学特認教授かつミュージシャンとして活動し、「ワタリバッタコーヒー」を販売しています。
養殖から製造、販売まで幅広く手掛けています。自社の昆虫農業「むし畑」も運営しています。
コオロギを使った養殖システムの設計開発、エコシステムの提案、商品の研究開発などを行っています。
食品ロスの解消、コオロギ養殖を通じてのサーキュラーエコノミーの実現を目標としているベンチャー企業です。コオロギの飼料となる食品ロスを安定確保するネットワークを構築し、さらに養殖・加工工場の拡張、販路開拓など、大手企業との連携も進めています。
コオロギパウダーを作る過程で生まれるクリケットオイルを用いた世界初のヘアオイルを製造しています。
「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞。コオロギパウダーを使用したクッキーやカレー、パンなどを製造、販売しています。
TAKEOさんと共にハイジェント株式会社さんで養殖したコオロギを「山梨コオロギ ガーリックマッシュルーム味」として販売しています。
Made in OSAKAのローストコオロギを販売しています。
東南アジアに広く生息する品種のコオロギを使用し、老舗醤油醸造所マルマタしょう油合資会社とコオロギ味噌・醤油を開発しています。爬虫類用の人工飼料を販売しています。
ペット飼料用のフタホシコオロギやイエコオロギを養殖しています。
次世代の代替タンパク質としてシルクフードを養蚕から製造、販売までしています。
一部店舗を除く全国の無印良品で、税込190円でコオロギチョコとコオロギせんべいを販売しています。
日本初の昆虫食食材専門店としてサイト作成、また日本各地で昆虫食自動販売機の運営もしています。
数多くの昆虫食を販売しており、公式ホームページではAIによるおすすめの昆虫食診断も行えます。
昆虫食販売だけでなく、食育事業として展示会なども行っています。夏季ではコオロギパウダーを使用して応募する、コオロギレシピグランプリも主催しています。
人間用昆虫食原料の販売(卸・大卸)、人間用昆虫食の開発・販売(卸・大卸・イベント等での小売販売)をしています。
東京農業大学の学生ベンチャー企業で、ご当地昆虫食などを販売しています。
秋葉原、高田馬場で昆虫食自動販売機を運営しています。
ジビエ料理と共に昆虫食を提供する居酒屋です。
手作りの昆虫スイーツを販売しています。
コオロギ、カイコパウダーを使用した手作りの焼菓子や、国内外の昆虫食、蟲にまつわるアイテムを販売しています。
昆虫食とハーブティのコラボレーション商品を販売しています。
「未来コオロギスナック」を始め、多くの昆虫食商品を販売しています。
取り扱い昆虫種40種以上の昆虫食、食用昆虫原料販売店で、企業向けに無料で昆虫食の共同研究も募集しています。
いなごや蜂の子の田舎炊を販売しています。
蚕のフンである蚕沙を使用した焼菓子を販売しています。
イナゴやハチノコ、ザザムシの甘露煮などを販売しています。
昆虫(コオロギ)を活用した新規機能性食品の開発をしています。
昆虫発酵調味料「イナゴソース」を販売しています。
ミシュラン2つ星などで経験を積んだ1流シェフたちによる昆虫食レストランです。
コオロギパウダーを使用したクリケットプロテインを販売しています。
昆虫食販売、MNHオウンドメディアで情報を発信しています。
FUTURENAUTさんと共にコオロギ商品を販売しています。
クリケットプロテインなどを販売しています。
「いもむしゴロゴロカレー」がクラウドファンディングに成功しました。
札幌初の昆虫食のデリバリー専門店です。
研究・開発
【new】住友商事
マレーシアで昆虫由来の代替タンパク質などを製造するスタートアップ企業、Nutrition Technologies(ニュートリション・テクノロジーズ)と戦略ビジネスパートナーシップを締結しました。
【new】ジェイテクト
モビリティショーにて、食用コオロギのブースを出していました。
【new】NTT東日本
グラリスとともに2023年1月より、ICT/IoTを活用した食用コオロギのスマート飼育の確立をめざす実証実験を開始しました。
【new】ニチレイ
TAKEOに食品メーカーでは初めて出資しました。ニチレイが得意とする素材を活かした食品の加工技術を掛け合わせることで、昆虫食の可能性を広げ、新たな食の世界を創出したい考えがあるそうです。
【new】大日本印刷
愛媛大学とともにタイなどの養殖魚の飼料に必要なタンパク質として昆虫のミルワームの飼育工程の自動化・効率化を目的とした共同研究を開始しました。
【new】Booon
長崎大学発の新食糧開発ベンチャーであり、現在は高騰する魚類養殖用の飼料を昆虫で代替する仕組みづくりに取り組んでいます。
【new】長浜バイオ大学
食料問題の解決策としてコオロギを食用化し、主要なたんぱく質源とする研究を進めています。
【new】長野県立大学
長野県立大学は長野県でコオロギの養殖事業を行っているクリケットファームと食用コオロギの共同研究を開始しました。
昆虫食を宇宙の潜在的な食料源として議論しています。
蚕などの無重力状態での発育率などが研究結果としてあります。
京都大学と共同研究し、Ellie株式会社を創業しました。
東京大学と共同研究をしています。
TAKEOさんとトノサマバッタの食料利用に関する研究開発をしています。
公開シンポジウムや無料実食イベントを主催しています。
ベンチャー企業として「うつせみテクノ」を企業しました。
ベンチャー企業として「FUTURENAUT」を企業しました。
ベンチャー企業として「株式会社GRYLLUS」を企業しました。
養殖から製造、販売まで幅広く手掛けています。自社の昆虫農業「むし畑」も運営しています。
「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞。コオロギパウダーを使用したクッキーやカレー、パンなどを製造、販売しています。
次世代の代替タンパク質としてシルクフードを養蚕から製造、販売までしています。
「イエバエ幼虫飼育方法及びその飼育設備」の特許権を取得し、イエバエの技術開発の促進を行っています。
昆虫食販売だけでなく、食育事業として展示会なども行っています。夏季ではコオロギパウダーを使用して応募する、コオロギレシピグランプリも主催しています。
東京農業大学の学生ベンチャー企業で、ご当地昆虫食などを販売しています。
昆虫(コオロギ)を活用した新規機能性食品の開発をしています。
新参入企業一覧
今年新規参入した企業、大学をまとめてみました。
【new】クリケットファーム
母体はIT企業ですが、そこでこれまで培ってきた先進技術を使い、IOTを活用したクラウド管理型のスマート養殖システムを構築し、確実に、丁寧に、コオロギを育て上げることのできる養殖スタイルを確立しています。
【new】オールコセイ
自社で食用コオロギを養殖し、そのコオロギを使った美味しい食べ物を作っている会社です。
【new】TOMUSHI
世界で初めてカブトムシの量産化に成功し、特殊なカブトムシの種を保有する企業です。
【new】 ZIPAIR
日本航空傘下の格安航空会社であるZIPAIRTokyoはグラリス協力のもと、食用コオロギの粉末を利用した機内食の販売を開始しました。
【new】信濃毎日新聞社
「昆虫みらいプロジェクト」第1弾商品として、アマゾンカカオとイナゴを使ったタブレットチョコレート「AMAZON CACAO×INSECT タブレットチョコレート 蝗<イナゴ>」を、数量限定で発売しました。
【new】デリセクト
食用国産コオロギを利用した食品を開発、販売しています。
【new】住友商事
マレーシアで昆虫由来の代替タンパク質などを製造するスタートアップ企業、Nutrition Technologies(ニュートリション・テクノロジーズ)と戦略ビジネスパートナーシップを締結しました。
【new】ジェイテクト
モビリティショーにて、食用コオロギのブースを出していました。
【new】NTT東日本
グラリスとともに2023年1月より、ICT/IoTを活用した食用コオロギのスマート飼育の確立をめざす実証実験を開始しました。
【new】ニチレイ
TAKEOに食品メーカーでは初めて出資しました。ニチレイが得意とする素材を活かした食品の加工技術を掛け合わせることで、昆虫食の可能性を広げ、新たな食の世界を創出したい考えがあるそうです。
【new】大日本印刷
愛媛大学とともにタイなどの養殖魚の飼料に必要なタンパク質として昆虫のミルワームの飼育工程の自動化・効率化を目的とした共同研究を開始しました。
【new】Booon
長崎大学発の新食糧開発ベンチャーであり、現在は高騰する魚類養殖用の飼料を昆虫で代替する仕組みづくりに取り組んでいます。
【new】長浜バイオ大学
食料問題の解決策としてコオロギを食用化し、主要なたんぱく質源とする研究を進めています。
【new】長野県立大学
長野県立大学は長野県でコオロギの養殖事業を行っているクリケットファームと食用コオロギの共同研究を開始しました。
インターン生 稲見 拓磨