早稲田Venture Café 「昆虫食ビジネスから考える、“好きなことを仕事にする”」という「昆虫食」に関するビジネスを行う現役大学生3人のパネルディスカッションに参加してきました。
みんな、すごいです。
昆虫を食べることが変なのかなと思っていたら、FAO(国際連合食糧農業機関)で昆虫食の報告書が出て、おかしくなかったんだって思えた。
昆虫を食べているってことを回りに言うことができるようになった、という地球少年の篠原祐太さん。
昆虫食をデザイン的に表現している高橋祐亮さん。
コオロギの養殖に取り組んでいる葦苅晟矢さん。
それぞれの観点で、それぞれの道を進んでいるなという感じでした。
お話を聞いていて、昆虫食の世界は、2013年のFAOでの報告書がきっかけで認知が高まっていて、まだまだ取り組みとしてはこれからだという可能性を感じました。
料理方法の研究、養殖の研究、栄養の研究というのはすでに取り組まれていて、日本では珍しくても、世界では珍しいことではないというのも感じました。
パネルディスカッションが終わってから、懇親会があり、そこでは昆虫食が出されました。
みんな面白がって食べていて、聞いて感想だと、サクサク感であれば、食べやすいとのこと。
食感も一つの大切な部分なのかもしれませんね。
登壇者はこちらのお三方でした。
■篠原祐太
慶應義塾大学在学中。「地球少年」として、昆虫食や自然の魅力を発信中。多種多様な昆虫料理の開発・販売から、虫料理プロデュース、昆虫食ツアーやワークショップ開催に至るまで幅広く手がける。現在は世界初のコオロギラーメン専門店開業に向け準備中。「食は作業ではない、冒険だ」(参考:http://yshinoearth.hateblo.jp/entry/profile)
■高橋祐亮
慶應大学SFCオオニシ研究室(デザイン) 卒業 。現在、東京藝術大学大学院に在学中。学部卒業制作では「虫のための建築」、修了制作では「昆虫食の探求と表現」についての作品を発表。同作品(10月段階)で2017年Creative Hack Award 特別賞。
■葦苅晟矢
早稲田大学商学部卒業。現在、大学院先進理工学研究科在籍中。昆虫を活用した養魚飼料など昆虫テクノロジーの社会実装を目指す株式会社ECOLOGGIE代表。実績として東京都主催の「Tokyo Startup Gateway 2016」における最優秀賞&オーディエンス賞、日刊工業新聞社主催「キャンパスベンチャーグランプリ全国大会2016」におけるテクノロジー部門大賞・文部科学大臣賞、など。