東南アジアなどの伝統的な昆虫食として食べられてきたタケムシ。
日本ではなじみのない虫ですが、今回はそのおいしさに迫ります。
タケムシ(バンブーワーム)とは
タケムシは、タケツトガという蛾の幼虫です。
竹を食べるので、竹虫(タケムシ)ということです。
そして、竹は英語でバンブーなので、バンブーワームと言われています。
東南アジアや中国南部で生息しており、ずっと食べられてきました。
竹の中で約8ヶ月にわたり冬眠し、その冬眠期間はタケムシが集合しているので、そこを狙って捕まえるといった形で採集しているようです。
アジアで温かいので、冬眠というのは違和感があるかもしれませんが、モンスーン気候で雨季(雨の多い時期)を挟むため、卵が流されるのを避けるためという理由がありそうです。
タケムシ(バンブーワーム)の味は?
竹を食べていることもあってか、その香りに特徴があります。
あまり味が強いわけではないため、何も知らずに口に入れられたら、何かわからないかもしれません。
ミールワーム同様、幼虫のため、脂肪分が多めなので、食べているうちにその甘味が出てくる感じです。
パリパリとした食感で食べやすいのですが、粉っぽさを感じる部分もあり、好みが分かれるようです。
売っているものを実際に食べてみた
今回食べてみたのはこちら!(おろちんゆー Favorite mix bugoom(バ
見た目がめっちゃ柿の種。
乾燥させているので、平べったい感じになってますね。
私は好きです。パリパリ感が。
香りが強いですね。粉っぽさもありますね。
中に行くと乾燥した感じがなくなって、ちょっと水っぽいですね。
ちょっと初心者向けではないかもしれません。
虫にみずみずしさは求めたくないですよね。
からっとしてほしいですよね。
昆虫を食べたことがない人から、よく「なんかぐちょっとしてそう。」と言われますしね。
温めてみましょうか。
温めるとみずみずしさがなくなりましたね。
でも、粉っぽさはありますね。
調理の方法を工夫すればもっとおいしくなりそうですね。
日本にはいないタケムシですが、これからの広がりに期待ですね。