セミを捕って、調理して、食べる。
そんな昆虫食を実体験できるイベントが今年も開催されました。
この2年間オンライン開催となったセミ会ですが、2022年は3年ぶりに対面で開催しました。
今年は新型コロナウイルスの影響を顧慮して、10人×2回の小規模開催です。
当日ゲストとして
- 7月31日(日)昆虫食研究家の内山昭一先生
- 8月7日(日)お笑い芸人、かにゃの丸沢丸さん、昆虫食デザイナーの新井将人さん
にゲストとしてお越しいただきました。
集合
まずは虫取り網を持った参加者が集合!
多くの方が網を片手に電車に乗って来てくださりました。
すれ違う人に行き先を聞かれた人もいたようです。
セミを採りにいよいよ出発!
セミの成虫採り
丸沢丸さんにセミの取り方についてご説明いただきました。
目標1人5匹!
いよいよ解散して自分たちでも捕まえます。
今回最年少の女子高校生もアドバイスを貰って早速ゲット。
皆さん順調に捕まえてくれました。
捕まえたセミたちは回収し、一足先に持ち帰り調理してくれます。
苦手な人は手袋すれば意外と触れるそうです。
多分ノルマ達成?
気づいたらみんな子供のころの顔になっていました!
セミの幼虫採り
日も傾いてきたので、後半戦の幼虫採り。
一足早く地上に出てきたセミを発見。
幼虫の捕まえ方のコツはこちらにあります。
幼虫を捕まえるには、簡単なトラップもあります。
サランラップをぐるぐる巻きにするだけで、それより上には登れないので低い位置で見つけることが出来ます。
幼虫は飛ばない分、素手で捕まえられます。
幼虫も大量にゲット!
セミを調理する
まずはセミを熱湯に入れて、煮沸消毒をします。
成虫は天ぷらにするので、天ぷら粉をつけて揚げます。
幼虫は燻製にするので、まずめんつゆで煮ます。
その後、燻製器で燻製し完成です。
誰でも簡単に作れるので、興味ある方はこちらをどうぞ!
昆虫食トークセッション
1回目は昆虫食研究家の内山昭一先生にお越しいただき、美味しい昆虫食から近年の昆虫食の養殖事情まで様々なお話を聞くことが出来ました。
2回目はお笑い芸人、かにゃの丸沢丸さん、昆虫食デザイナーの新井将人さんにお越しいただき、スズメバチの話や最近の昆虫食事情などについてお伺いしました。
昆虫食をいかに普及するか、考えさせられる会でした。
セミを食べる
待ちに待ったセミの試食会!
こちらは多摩市で育った採れたての野菜。
シャキシャキで美味しかったです。
今回捕まえたセミは、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシがいました。
簡単に食レポをすると、アブラゼミは筋肉がしっかりしていて、旨味が濃いです。
ミンミンゼミは、さっぱりしたシンプルな味で、カシューナッツと言っている方がいました。
ニイニイゼミも、ナッツ系の風味はありますが、小さいからなのかサクサクした食感がおやつみたいでした。
内山先生と熱いセッションをする方も!
しかしセミだけでなく、、、バッタやクワガタも少しだけいました。
数の少ない昆虫をかけてじゃんけん大会!
バッタはたんぱくな魚の旨味を濃縮したような味とのことでした。
かなり盛り上がりました。
必ずしも昆虫は全て食べられるという訳ではないので、安全には気をつけてください。
無邪気な笑顔をたくさんありがとうございました!
セミ会は毎年実施予定です。
すぐに定員いっぱいになってしまうので、参加ご希望の方はこちらの公式LINEにご登録を!
インターン生:大澤英輝